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【自宅レコーディング】テクニック




こんにちは、Sen Beatsです。


今回はデモやプリプロを自宅レコーディングで作る時に、簡単に使えるテクニックをまとめました。



自宅でレコーディングすると声がこもったり、もっさりした嫌な空気感も一緒に録音されますよね。

そしてビートと声がなじまずに、がっかりしてしまうことも多いと思います。


原因は「周りの騒音」「部屋の反響」「マイクの位置」などの可能性が高いので、このあたりの問題を改善できるテクニックについてまとめました。




目次
①部屋の反響を防ぐ
②騒音、雑音を防ぐ
③壁から離してマイクを置く
④マイクと口の距離は近い方がよい
⑤マイクと口の位置を変えずに歌う
⑥ポップガードを使う
⑦リフレクションフィルターを使う
まとめ



①部屋の反響を防ぐ



反響は少ない方が良いので、マイクの後ろ側や、歌う際に自分が立った後ろ側に、「タオルや毛布、吸音材など」、音を吸収してくれるものを置くと良いです。



鏡や窓ガラスなど、表面に凹凸の少ない素材は音を反射してしまうで、タオルや毛布なので覆うようにしましょう。




②騒音、雑音を防ぐ



録音時には「エアコンや、換気扇、カチカチと音のする時計など」、雑音の原因になる物は止めましょう。

デスクトップPCの場合は、ファンの音も入ってしまうので、なるべくPC本体から遠ざけたほうがいいです。


外の騒音などは仕方ないですが、どうしても気になるようでしたら、防音カーテンや防音シートを使うと少しはよくなります。



③壁から離してマイクを置く



マイクの位置は、音質を左右します。

マイクを壁から離して置くと、反響が少なくなり、部屋鳴りが起きにくいです。




④マイクと口の距離は近い方がよい



部屋の録音環境が整っていない場合は、マイクとの距離は「こぶし1個より少し近い」くらいがいいです。

録音環境が整っている環境の場合は、こぶし1個分がいいと言われています。


しかし吸音対策していない部屋だと、部屋の空気感など無駄な音まで録られてしまう為、近い距離の方がおすすめです。




⑤マイクと口の位置を変えずに歌う



マイクと口の距離が近くなったり離れたりすると、「息感のある部分と」、「空気感のある部分」が混じってしまい、双方の部分で音質が変化しているので、録音した後ではどうにもなりません。


そのため、歌う時はできるだけ顔の位置を変えないようにしましょう。




⑥ポップガードを使う



ポップガードとは、録音する際に、雑音を軽減するために使われるネットのような物です。


パピプペポやハヒフヘホあたりの音は、マイクに息が強く当たる破裂音(ポップノイズ)が発生してしまいます。

そのまま録音すると耳障りな音が残ってしまいますが、それを抑えてくれるのがポップガードです。


ちなみに百均の「ストッキング」を、揚げ物に使う「かす揚げ」に被せて自作できます。




リフレクションフィルターを使う




お金がかかりますが、これが一番手っ取り早いです。

リフレクションフィルターとは、声の反響音や、部屋の残響音の混入を防ぎ、ハッキリした音を録るための補助具です。


CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900など、5000円前後で評価の高い物もあるので、宅録する機会が多い方はぜひおすすめです。



まとめ


基本的には「周りの騒音」「部屋の反響音」「マイクとの位置関係」を試行錯誤していけば、適当に録ったものよりもすっきりした声が録音できるようになります。


それ以降は、マイクやオーディオインターフェイスなどお金がかかる機材の問題になってくるので、まずは環境の特性を理解しておくと、今後機材をアップグレードする際に役立つと思います。

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