お知らせ
ごあいさつ
ラッパーにとって「1番必要なビートとは何か」を考えた結果「リリックに感情を与えてくれるビートだ!」という結論にいたりました。
伝えたい想いがあっても、ビートとリリックが合っていなければ「リスナーの心」には届きません。
そこで、長い期間聴かれている日本語ラップの曲を分析してみると、「感情に訴えかけるようなメロディー」に「シンプルなアナログ系のリズム」の組み合わせが多いということに気がつき、それが1番言葉が伝わるビートなのだと思いました。
そのため「いいメロディー」に「アナログの心地よいリズム」を組み合わせてビートを作り、そこに「想いを込めたリリック」が入ることによって、リスナーの心に響く曲なるように設計して作っています。
3つのこだわり
「完成して、評価してもらうまでが役割」
ビートを提供して終わり。ではなく「曲が完成して評価されるまで」が役割だと思っています。
そのため、ラップが入ることを意識し、ビートは主張しすぎないよう気をつけ、「日本語の歌詞がはまりやすい音」を心がけています。
また、ラップを録音した際に、ビートと声の音域がぶつかり合わないように、声が入る真ん中の周波数は空けてあります。
「いつの時代でも聴ける音」
トレンドの要素はあえて入れずに、昔から存在する「ベーシックな音」で作っています。
そのため、「新しさ」も「古臭さ」もなく、いつ聴いても「自然に耳に馴染むような音」
になるように意識しています。
10年後に聴いた時に、「こんな時代もあったな〜」ではなく「今聴いてもいい曲だ」と思えるような曲を目指しています。
「飽きにくい音」
できるだけシンプルな構成にし、「選び抜いたアナログ系の音」を使い、心地よく飽きにくい音になるように心がけています。
制作にサンプリングの手法は取り入れていますが、著作権法にひっかかる素材は使用しておりませんのでご安心ください。
お知らせ 2021/11/26「No2356」追加しました。
売り切りビート
販売したビートはサイトから削除し、「他の方には提供いたしません」
ご利用規定はございませんので、販売や動画での使用など、ご自由にご利用いただけます。
構成の変更は、購入後でも無料で承っております。
※試聴用の音源は圧縮されておりますので、音質が落ちていますが
「納品する音源はもっとクリア」です。
Boom Bap・サンプリング系、日本語ラップのビート販売サイト
- レコーディングの技 -
声を重ねて録音する(ユニゾン)
ユニゾンとは、重ね録りのことです。
メインボーカルと同じフレーズを録音し、声に厚みを出します。
わざと声を変えたり、少しズラすことによりノリや迫力を出すことができます。
声の2つ重ねを「ダブル」3つ重ねを「トリプル」と呼び、普段耳にするメジャーアーティストもかなり多用しています。
◼︎ダブル
◼︎トリプル
◼︎韻だけ重ねる
ユニゾンの活用方法
◼︎1バース全部重ねる
◼︎ライミング(韻)の時のみ重ねる
◼︎フックの時のみ重ねる
◼︎人によっては10本以上重ねる人もいる
メインボーカルをコピーしてもいんじゃないかと思われがちですが、同じフレーズを新たに録音した方が微妙なズレが生じて、厚みが生まれやすいです。
こちらの記事でPUNPEEがユニゾンについて語っています。
🔗 PUNPEE ボーカルの重ね・ユニゾンを語る
https://miyearnzzlabo.com/archives/61869
また、ユニゾンを2本録ってパン(音の位置)を左右に振ると広範囲からボーカルが聴こえて立体感や臨場感がでます。
フックだけユニゾンを左右に振っているパターンを一番良く聴きます。
アドリブ(合いの手)を入れる
アドリブとは、メインのラップとは別に
「Hey!」「Yeah!」「Let’s go!」などの合いの手を入れることです。
アドリブを入れることによりノリや派手さが生まれます。
リリックのフレーズを繰り返すだけでもかっこよくなります。
ハモりをつける
メインボーカルが録れたら、音程をズラした「ハモり」を重ねることで、曲をきらびやかにすることができます。
ハモりもユニゾン同様に、パートを2本録ってパンで左右に振ると広範囲からボーカルが聴こえて立体感や臨場感がでます。