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- レコーディングの技 -

声を重ねて録音する(ユニゾン)
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ユニゾンとは、重ね録りのことです。

メインボーカルと同じフレーズを録音し、声に厚みを出します。

わざと声を変えたり、少しズラすことによりノリや迫力を出すことができます。

 

声の2つ重ねを「ダブル」3つ重ねを「トリプル」と呼び、普段耳にするメジャーアーティストもかなり多用しています。

メインボーカル
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重ね1
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重ね2
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◼︎ダブル

ダブル(メイン+重ね1)
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◼︎トリプル

トリプル(メイン+重ね1+2)
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◼︎韻だけ重ねる

韻だけ重ねる
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ユニゾンの活用方法

◼︎1バース全部重ね

◼︎ライミング(韻)の時のみ重ねる

◼︎フックの時のみ重ねる

◼︎人によっては10本以上重ねる人もいる

 

メインボーカルをコピーしてもいんじゃないかと思われがちですが同じフレーズを新たに録音した方が微妙なズレが生じて、厚みが生まれやすいです。

 

こちらの記事でPUNPEEがユニゾンについて語っています。

🔗 PUNPEE ボーカルの重ね・ユニゾンを語る

https://miyearnzzlabo.com/archives/61869

また、ユニゾンを2本録ってパン(音の位置)を左右に振ると広範囲からボーカルが聴こえて立体感や臨場感がでます。

フックだけユニゾンを左右に振っているパターンを一番良く聴きます

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アドリブ(合いの手)を入れる

アドリブとは、メインのラップとは別に

「Hey!」「Yeah!」「Let’s go!」などの合いの手を入れることです。

アドリブを入れることによりノリや派手さが生まれます。

 

リリックのフレーズを繰り返すだけでもかっこよくなります。

メインボーカル
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アドリブのみ
00:00 / 00:21
メイン+アドリブ
00:00 / 00:21
ハモりをつける

メインボーカルが録れたら、音程をズラした「ハモり」を重ねることで、曲をきらびやかにすることができます。

メインボーカル
00:00 / 00:20
ハモりのみ
00:00 / 00:20
メイン+ハモり
00:00 / 00:20

ハモりもユニゾン同様に、パートを2本録ってパンで左右に振ると広範囲からボーカルが聴こえて立体感や臨場感がでます。

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